chatGPT mention機能

生成AI

2024年1月28日頃から、chatGPTの新機能である「mention」がリリースされました。ひとつのチャットの中で、さまざまなGPTsを組み合わせて使うことができます。結果として、
・必ずしも工夫を凝らしたプロンプトをつくる必要はない。
・GPTsが非力でも、組み合わせで良きアウトプットを期待できる。
といった事態になりました。

つい先日まで、「生成AI時代はプロンプトで差別化だ」と騒ぎ立て、自らが運営する「プロンプト教室」に誘導してしまうという大胆な人もいたのです。が、ほんの数週間で、また常識が書き換わってしまいました。

今後は、
・自分にとって使えるGPTsが何かを知っている。
・GPTsの「ベスト組み合わせ」に精通している。
・時に自分でGPTsをつくり、組み合わせの中に参加させる。
といった能力が問われることになりそうです。

結果としてのアウトプットは、相当に個性的なものにならざるをえず、「生成AIによる成果物は金太郎飴ばかりになる」と言っていた予測も大きくハズレることになりそうです。