目的用途別AI分類

生成AI

別途紹介した野口悠紀雄『生成AI革命』に著者自身が作成した「用途・目的から見たAIの分類」という図解が掲載されています。図解を色付けし、大きくわかりやすく描き直してみました。タイトルを「目的用途別AI分類」としました。

同書は、今後を生き抜くために必読書と考えます。が、なかでもこの図解を含む「第6章 大規模言語モデルの仕組み」を読んだ人、読んでいない人、は大きな差がつくに違いありません。

chatGPTの仕組みを説明する場合、「ある単語のつぎに来る確率が高い単語を並べていく」という表現が使われることが多いです。が、この説明は粗雑で誤解を生む、というのが著者の意見です。

NHKで「生成AIの特集番組」が制作され、手塚治虫原作の「ブラックジック」の続編をchatGPTにつくらせるというプロジェクトがありました。この番組でも、上記の説明フレーズがそのまま使われていました。すでに、ひとつの都市伝説となっているようです。