小田和正さんの2022年から2023年にかけてのライブツアーのドキュメンタリーがNHKでオンエアとなりました。総勢45万人を集客したそうです。適当な客単価を掛け算すれば、ツアーだけで中堅企業規模の収益になります。スタッフ数は想像以上に多いようでした。が、仕入原価が不要のビジネスですから、利益率は高いに違いありません。
それにしても、スゴい集客力です。もちろん、小田さんだからというのも大きな理由に違いありません。が、音楽そのものに、他のコンテンツにはない集客力があるんだと感じます。
しかしながら、プロとアマチュアの差が大きく、アマが安易に手を出せないカテゴリーのひとつが音楽というジャンルだったのです。が、ここにもAIが使われるようになってきたのです。ChatGPTに歌詞をつくらせて、マッチする作曲をAIにやってもらうサービスがすでにあります。先日、公開されたSoraはText to Movieですが、Text to Musicもすでに実用化しているのです。プロのミュージシャンや作曲家も参入を表明しています。
個人的には、「歌詞つき」の楽曲に興味はありません。歌詞なしの、「曲だけ」に興味関心があります。歌詞なしの楽曲は、カンタンに国境を超えるコンテンツです。やりよう次第では、「日本語歌詞つき」プロミュージシャンを超える集客も可能かもしれません。
