数年前に、『スマホ脳』という本が話題になりました。以来、スマホの弊害が語られるようになり、スマホ依存症などというコトバも生まれました。が、『スマホ脳』という本自体が、結構なトンデモ本であることがわかりました。
多数の科学論文を引用しつつ、スマホの有用性を検証してくれたのが星友啓著『脳を活かすスマホ術』です。この本を読まなかったら、なんとなくスマホ利用に罪悪感を持ったままでした。
『スマホ脳』の著者は根拠論文となった論文の解釈を相当に歪めて解釈していることも、わかりました。根拠論文には、スマホのプラス面も多く記載されているそうです。
話題となった本でさえ、とんでもないプロパガンダだったと判明したわけです。まったく、油断できません。