発信に書籍情報が相応しい理由

書評

情報発信に不可欠なもの

誰もが情報の発信が可能となった結果、発信する情報の質が問われるようになりました。また、量を出さないと見つけてもらえません。さらに、発信を継続しないと、いつの間にか忘れられた存在になってしまいます。

情報の発信には、「質・量・継続」が不可欠です。

時事ネタが発信に適していない理由

日本のマスコミは全体として偏向しており、地上波テレビはバラエティに最適化されています。欧米にあるような「真のジャーナリズム」は存在しません。そのため、時事ニュースの解説でさえ、それなりのアクセス数や視聴回数が取れるのです。が、時事ネタの賞味期限は長くて2〜3日。短ければ、数時間しかありません。

旬を過ぎたネタは見向きもされません。繰り返し視聴されたり、読まれたりすることはありえない話です。

時事ネタを扱った時点で、消耗戦に突入します。

書籍情報が発信に最適な理由

倦まず弛まず数年〜集十年単位で続けられ、時事ネタに頼ることなく、一定人数の興味関心を長期間にわたり引き続ける。発信情報のネタとして、書籍以外は考えられません。