自家用専門家のつくり方

読書法

以前にもお伝えしたとおり、キンドルには「Kindleメモとハイライト」という機能があります。所有するキンドル本のうちハイライトさせた部分をコピペできる特設サイトです。特別なソフトを使う必要はありません。

何度も読み返す本、辞書代わりに使うような本でも、当然、「メモとハイライト」が使えます。ワープロソフトやグーグルドキュメントにコピペしてPDFを作成します。このPDFを、GPTsに読み込ませれば、「自家用オリジナルbot」がカンタンにつくれます。

読み込ませるキンドル書籍は、複数でも問題ありません。ひとりの著者に限定する必要もありません。特定分野に関する複数の専門家たちの手による複数の書籍というパターンも可能です。

魅力的なアイデアです。が、かなりメンドウです。ここで、「GPT teamプラン」を使えば、外注アシスタントに依頼できます。

出来上がったGPTsは、自家用として使うだけでなく、公開して課金することもできます。

著作権に抵触しないどころか、プロンプトを工夫すれば、オリジナルコンテンツを特定することさえ不可能です。

一連の作業で不可欠なのが「有益で良質なコンテンツの存在」を知っていることです。つまり、読書が欠かせません。見つけたコンテンツを読み込ませることはできても、読書そのものをAIに依頼することはできません。